横浜海岸教会のご案内

写真による横浜海岸教会のご案内です。 教会の歴史については、こちらをご覧下さい。

教会堂外観

現在の会堂は1933年(昭和8年)3月12日に献堂されたものです。

1875年(明治8年)に献堂された最初の建物は1923年(大正12年)の関東大震災で倒壊、焼失したため、翌年1924年(大正13年)に木造の仮会堂を献堂、現在の会堂が献堂されるまで使われました。

横浜市の「ヨコハマ都市空間演出事業」の一環として、横浜市認定歴史的建造物(1989年認定)である教会堂建物を、1988年より日没から午後10時まで毎日ライトアップしています。

築後80年が経過したため、建物の老朽化対策と耐震補強、バリアフリー化のため、2013年10月より2014年12月まで大改修工事を実施しました。

教会堂内部

会堂の内部は、礼拝堂正面講壇と両サイドの扉のテューダーアーチ、縦長窓の三葉形アーチ、吹き抜け窓の反り曲線アーチ、ロビーステンドグラスの半円アーチなど、様々なアーチが組み合わされており、それ以外にはほとんど装飾のないシンプルな空間を保っています。

今回の改修にあたり、オリジナルの建物の良さをできるだけ残しつつ、バリアフリー化を実現しました。

教会堂正面玄関ホールとロビーの一体化、懸案であった二階ロビー内のトイレ新設、一階レイアウトの大幅な再配置、トイレ、キッチン、ラウンジ、印刷室、会議室等を充実させました。

バリアフリー設備

今回の改修の際に、エレベーター、車いす対応トイレ、オストメイト対応のトイレ、おむつ替え用のベッドを設置しました。また、貸出用の車いすを常備しています。

礼拝中にご利用される場合は受付にお声おかけください。(写真をタップすると説明がでます)

歴史的遺産

関東大震災による旧大会堂倒壊焼失の際に多くの歴史資料が失われましたが、教会には1872年の設立時からの歴史的な資料が残されています。

いくつかの資料は横浜開港資料館に収蔵されています。

教会周辺

教会周辺は、横浜開港にゆかりのある場所で観光地としても賑わっています。